会長挨拶

「ロータリアンとして充実した人生と社会奉仕を」

　この都度、会員の皆様のご推薦により会長を拝命することになりました。入会10 年目で、私自身まだまだロータリーについて学ぶべきことが数多くあり不安もありますが、この1 年、皆さんの先頭に立ってロータリー活動を進めていくつもりですので、ロータリーの友情でご協力をよろしくお願いします。

　さて、今年度の国際ロータリー会長のゴードンR. マッキナリー氏（サウス・クイーンズフェリーRC、スコットランド）は、今年度のテーマの冒頭に「平和の推進」を挙げています。この中で「世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、平和に重点的に取り組むことだ。」として、過去1年間、ロシア軍による侵攻を受けたウクライナの人びとを支援するためにロータリー会員が行

動してきたことに言及しています。そして、「平和とは、希望が根づくための土壌」と言われています。

　私たちやまと西和ロータリークラブも私たちのやり方で、厳しい状況にあるウクライナの人びとを支援し、そして地域の方々と平和を守るための努力の大切さを考える活動を行いたいと思っています。

今年度第2650 地区ガバナー中野博美氏（京都ロータリークラブ）は、今年度地区スローガンとして、「個性（personality）」、「基本(principle)」、「求心力(power of unity)」の３つを挙げています。

そして、個性（personality）について、「個性は魅力であります。会員の個性、クラブの個性を大いに伸ばしていきましょう！」と述べられています。私たちやまと西和ロータリークラブは小さなクラブですが、会員の皆さんの個性とクラブの個性を生かした活動を今年度も行っていきましょう。

今年度のクラブの方針

１　楽しく活気のある例会

　私たちは職業も異なれば、個性も様々です。このような会員の多様性を受入れ、そしてお互い　に交流して刺激を受けて職業や私生活のエネルギーにしていましょう。その絶好の場が例会です。私たちは仲間です。笑顔で会話し、時には悩み事を相談できるような例会にしましょう。

　まずは、例会に出席してロータリーを楽しみましょう。

２　社会奉仕活動

　　今年度も社会や地域の方々に貢献できる社会奉仕活動を行います。引退盲導犬活動、少年野球等、私たちが奉仕することができ、そして私たちを必要とされる方々がおられます。また、平和について考え、そして軍事侵攻で苦しまれているウクライナの方を支援する活動もあります。社会奉仕活動はロータリアンの醍醐味でもあります。社会奉仕活動により私たち自身の人生を輝かせましょう。

３　職業奉仕

　　私は職業奉仕については難しく考える必要はないと思っています。皆さんそれぞれがしっかりした職業倫理をもって地域社会に必要とされるお仕事をされている方々です。これを継続・発展させてそのエネルギーを是非ロータリー活動にも分け与えてください。

４　会員増強

　　ロータリーの考え方・活動に共感していただける方々が地域には必ずおられると確信しています。このような方々を仲間にするために全員が会員増強委員としての自覚をもっていただくようお願いします。

　　最後に、私の好きな言葉を紹介させてください。アメリカのジャズ・ポップシンガーであったアーサ・キットが残した「I am learning all the time.　 The tomb stone will be my diploma.（私は学び続ける。墓石が私の卒業証書だ。）」という言葉です。

　ロータリーをつうじてお互いに刺激しあい、学び合い、そして「ロータリアンとして充実した人生と社会奉仕」を実現させましょう。